5年で1000万円の資産形成を達成させるための記録〜序章編〜
はじめての個別株取引
ある日、夫も私も仲の良い古い友人から実は資産を1200万持っていることを打ち開けられました。よく聞くと、2019年から個別の株取引をやっていて日経平均の上昇と共に資産を増やしていったそうです。おそらくその友人はいいタイミングで株を始めて順調に収益を増やていったようです。これから始めたとしても5年後に「あの頃は始めたのはいいタイミングだった」と言っているかも知れません。投資信託ですでに積立をやっていた私たちですが、しっかり勉強すれば資産を大きくする可能性があることを知りました。
まずは買ってみる
過去に登録していたSBI証券のアプリを開き、銘柄をなんとなく見てみますが、その銘柄が高いのか安いのかわかりません。事前に読んだ『ゼロから始められる!マンガ 株 超入門』という本を読んでみます。なるほど、中小型株(価格が1000円以下の株)メインで中長期で投資するのがおすすめと書いています。当時は出来高などの意味もわからず買ったので、なんとなくいいなと思った銘柄を4つほど買ってはみたものの、値動きがせず数百円の値動きに一喜一憂します。株って面白くないな…。
歴史的な日経平均大暴落
ある日突然その時がやってきます。2024年8月2日、日銀利上げの影響で日経平均の下げ幅が2000円を超える大暴落となりました。購入した銘柄はその日までほぼ値動きしない状況でしたが、下げるときは容赦なく下がります。損切りラインで定めていた10%はあっという間に超え、耐える気もせず成行で売却しました。
エイヤーで買って儲かった
翌週2024年8月5日、週を跨いで空ける月曜も大暴落。この日は4000円を超える下げ幅で、歴史に残る1日でした。暴落が始まればどこまで落ちるかは誰にも断言できない状況で、ここは初心者、買いに走ります。結果としてはこの選択が正解で、50万円程度の投資に対し、9月末時点の確定損益は+9万円になりました。ここまでなんとなくで買って、なんとなくで売ってきましたが儲けが出て面白くなってきます。面白くなってきたついでに、投資に関するYoutubeや本を読んでみます。株は「なんとなく」ではなく勉強や知識が大きく儲けに関係してくることがわかりました。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
株の世界は運もあるが、運だけでは儲からないことを知ります。ここでさらに本を読んだり、楽待や松井証券のyoutubeを見たりして勉強しました。初めはテクニカル分析の説得力にひかれチャートを眺めるが、中長期投資では会社の健全性が大事であることを知ります。
四季報との出会い
四季報という本があることを知りました。会社の業績や特徴に触れた辞書のような本。四季報の読み方の本も読んで自分なりの観点で銘柄選びができるようになりました。そうすると株がさらに面白くなってきました。もっと勉強したいという気持ちになってきます。夫婦2人のNISA枠の中で本格的に個別株投資をすることにしました。
ブログで残す備忘録
どの銘柄をどんなタイミングで取引したか。どんなことを思って買ったり売ったりしたか。時間が経てば忘れてしまうものです。そこで備忘録を兼ねて、取引の履歴や勉強した内容をブログに残すことにしました。いつなぜその株を売買したのか、儲けが出たのか損したのか、初心者の私達の資産が増えていく様を記事にしていきたいと思います。世帯の資産の推移も赤裸々に伝えていきたいと思っています。実際にどんだけ世帯のお金が増えていくのか、まだ見ぬ5年後に1000万の資産形成にむけて記録していきます。