映画「一度死んでみた」の評価を徹底解説！本気レビュー！

エンタメ
2024.10.21
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映画「一度死んでみた」の評価を徹底解説！

概要

公開２週目で週刊興行収入ランキングで1位に！

広瀬すずが第44回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を取った作品！

広瀬すず、人生初のコメディ映画に挑戦！〈２日間だけ死んじゃう薬〉をめぐり大騒動が巻き起こる！超豪華キャスト×トップクリエイター陣が贈る、最高にハートウォーミングなＳＦ（死んだ・ふり）コメディの誕生デス！

あらすじ

父親のことが大嫌い、いまだ反抗期を引きずっている女子大生の七瀬（広瀬すず）。売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、
ライブで「 一度死んでくれ！ 」と父・計（堤真一）への不満をシャウトするのが日常だった。

そんなある日、計が本当に死んでしまった との知らせが。
実は計が経営する製薬会社で偶然発明された「２日だけ死んじゃう薬」 を飲んだためで、計は仮死状態にあるのだった。
ところが、計を亡き者にしようとするライバル会社の陰謀で、計は本当に火葬されてしまいそうに大嫌いだったはずの父の、絶体絶命のピンチ に直面した七瀬は、存在感が無さすぎて“ゴースト”と呼ばれている計の部下・松岡（吉沢亮）とともに、父を救うため立ち上がることを決意する。

火葬までのタイムリミットは２日間。はたして七瀬は無事、計を生き返らせることができるのか――！？

引用：https://www.shochiku.co.jp/cinema/lineup/ichido_shindemita

豪華キャスト

広瀬すず　吉沢亮　堤真一
リリー・フランキー　小澤征悦　嶋田久作　木村多江　松田翔太
加藤諒　でんでん／柄本時生　前野朋哉　清水伸　西野七瀬
城田優　原日出子　真壁刀義　本間朋晃／野口聡一（JAXA宇宙飛行士）
佐藤健／池田エライザ　志尊淳／古田新太　大友康平　竹中直人　妻夫木聡

脚本：澤本嘉光、監督：浜崎慎治

脚本は電通所属でソフトバンク「白戸家」、家庭教師のトライなどのCMを手がける澤本嘉光。

監督は「au三太郎」シリーズや花王アタックのCMを手がける浜崎慎治。

正直な感想　

★★★★☆星４つ!

まず正直な感想として★★★★☆星４つで、とてもいい作品でした。

心から人に紹介できる作品であり、また見たい！と思える作品でした。

上映時間93分という短い映画

上映時間93分という短い時間でサクッと見れる映画にも関わらず見終わった後の満足感があります。

私にとって複数回見たくなる映画の一つとなりました。

軽い気持ちで見れる

泣きたい、楽しくなりたい、癒されたい、などいろんな気持ちを求めて映画をみる人もいると思いますが、どんな気持ちを求めている人でも最後まで没入してしまうと思います。

逆に何でもいいから軽い気持ちで映画を見たい！というような人にとっても見終わった後は「”一度死んでみた”を選んでよかった〜」ときっと思えると思います。

豪華すぎる俳優陣

メインは広瀬すず、吉沢亮、堤真一ですがチョイ役で登場してくるキャストも豪華！

松田翔太、柄本時生、西野七瀬、妻夫木聡、池田エライザ、志尊淳などなど！

佐藤健なんて本当に一瞬しか出てきませんよ！

豪華俳優陣を探すのも楽しいです。

一番の盛り上がりシーンで伏線回収

終盤のシーンでは、序盤にしょうもないと思っていたことなどが伏線となって回収されるので、何ともスッキリします。

なんと宇宙飛行士の野口聡一も出ており、終盤のシーンの伏線回収のための大事な存在でした。

父親堤真一の心の広さには子育ての参考にも？

父親役の堤真一が娘役の広瀬すずに「死ね」「臭い」などキツめの悪口を言われます。

それに対して、言葉ではぐちぐちと注意をしますが、それでも娘を受け入れていると感じさせる雰囲気や心の広さや、本質的に子どもを否定しない姿勢には子育ての参考にもなるなと感じました。

考えさせられる名言の数々

  • 「人と違うところはみんな特技だ」
  • 「我思う故に我あり」哲学者デカルト（「私は考えている、それゆえ私は存在している」という意味）
  • 「悩んでいる時点で君は確かに存在しているってこと」
  • 「目にみえるだけが存在するということではない、大事なのはぞんざいする目的、何のために生きるのか」
  • 「年をとるってのはとらないと貰えない権利だな」
  • 「父が一度死んでみてわかったことがあります。気持ちは言葉で伝えないと伝わらないということ」
  • 「私は大事な人といっしよに歳をとっていきたい。少しでも長くその大好きな人の声を聞いていたい」

大切な人といれる今を大事にしたいと思える映画

コメディ映画で笑えるシーンもたくさんある中で、自分の大切な人の死を想像できてしまう、少し胸が苦しくなる気持ちにもさせられました。

そんな気持ちにしっかりさせてくれるからこそ、広瀬すずが最後に言った言葉がとても沁みました。「大事な人といっしよに歳をとっていきたい。少しでも長くその大好きな人の声を聞いていたい」

一度死んで生き返るなんて現実世界ではあり得ないことですから、今一緒にいられる家族や友人との瞬間を大切にしたい、と心から思える映画でした。

まとめ

・見終わった後に、今一緒にいられる家族や友人との瞬間を大切にしたい、と心から思える映画

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