カメノテの取り方?コツは?どんなところでとれる?【こんな美味しいのに無料】

田舎ぐらし
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カメノテの取り方?コツは?どんなところでとれる?【こんな美味しいのに無料】

山菜取りや魚釣り、野菜栽培のように買うのではなく自分で取ったものを食べることが好きな方や、珍味が好きな方などは一度は食べてみたい!と思ったことがあるのではないでしょうか?どんなところ取れるのか?どうやって取るのか?どんな味か?などご紹介していきます!

カメノテとは?

カメノテとはミョウガガイ科カメノテ属

国内の海辺磯に普通。一見貝と思われそうだが、エビとかカニと同じ甲殻類の仲間。
各地で食用となっているが、流通に乗るようになったのは近年のこと。
本来は磯などで簡単に採取できるので、手軽なみそ汁の具と言ったところ。
日本だけではなく東南アジアなどでも食用になっており、特にスペインでよく食べられている。
比較的ニッチ(生態的地位)が狭いので採取などに一定の制限が必要とする考え方がある。

引用元:https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%83%86

カメノテがとれるのはどんなとこ?

カメノテがいるのは海の岩場です。潮が満ちている時は隠れているけど、潮が引いてきたら現れてくる岩礁帯に多くいます。岩場の海水に面している外側にたくさんいることが多いです。

カメノテをとるための準備物

  • 長袖長ズボン
  • バケツ
  • 強い刃物
  • 手袋

カメノテが取れる時間帯

カメノテは干潮時に現れる岩場にたくさんいますので、岩場が現れる時間帯であればいつでも取れます。満潮→干潮、干潮の潮止まりの時間帯にとると良いでしょう。

カメノテを取るコツ

集合しているカメノテの一部分を壊すと隣のカメノテは手で取れるようになります。とうもろこしを一粒ずつもぎって食べるみたいなイメージです。
まず、カメノテと岩がくっついているところを刃物で切っていきます。
取れたら、隣のカメノテは手で回しながらちぎっていきます。この要領でたくさん収穫できます!

カメノテの美味しい食べ方

塩茹でが一番簡単で美味しいです。酒蒸しなどもさらに旨みが増して美味しいようです。いつか身だけ取り出して炊き込みご飯やカレーの具にしてみたいです〜

  1. カメノテを流水でよく洗う
  2. 鍋にカメノテと塩と水を共に入れる
  3. 水から茹でる
  4. 沸騰したら5分程度茹でる
  5. ザルにあげて冷ます

カメノテどこを食べる?

カメノテは殻の下の柔らかい部分の皮を剥き、中身の身を食べます。皮を剥くときに汁が飛び出てくるので柔らかい部分を手で少し潰すようにして汁を少し排出すると良いでしょう。

カメノテのお味・・・あっさりめの蟹のお味

カメノテの味としては”あっさりめの蟹”をイメージしていただければいいと思います。茹でている時の匂いは蟹そのものです。本当に美味しいです!私たち酒好きにとってはつまみに最高です!蟹よりあっさりしているのでたくさん食べても飽きがこないです。

カメノテを取るときの注意点

怪我防止の格好

磯場は危ないのでとにかく怪我しないように気をつけてください。

  • 長袖長ズボンは必須
  • 滑らない靴を履いていく。登山靴用の靴か渓流釣り用の靴など
  • 手袋をする。磯場での移動やカメノテをとるときに着用しましょう
  • できればライフジャケット着用が望ましい

漁業権を確認しましょう

地域ごとに漁業権が設定されているようです。カメノテに漁業権が設定されている地域ですと、取ったら密漁になります。ネットで検索すると細かい場所ごとに漁業権についての記載がありますのでチェックおきましょう。

https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/gyogyouken_jouhou3-345.pdf

潮見表の確認

満潮と干潮の時間を意識して活動しましょう。特に干潮→満潮になる時間は水位がどんどん高くなってきますので注意が必要です。干潮になって現れた磯場でカメノテを取っていたら、潮が高くなってきて元の場所に戻れなくなった。。。なんてことになったら大変です!取るのに夢中になってしまいがちですが時間を意識し、周囲を見ながらカメノテ取りを行いましょう!

おまけ 〜個性豊かなカメノテ選手権〜

同じカメノテでもいろんな形があってなんだか可愛く思えてきます(笑)
特に長細いカメノテは本物の亀の手にそっくりですね〜

なが〜〜〜いカメノテちゃんトップ3

幅広カメノテちゃん

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