「無農薬&最少の手間」にんにく栽培【実験】
「無農薬&最少の手間」にんにく栽培【実験】なぜしたいのか
自分で種をまきお世話した野菜を食べることは楽しいですよね。しかし道具を揃えることに費用が意外とかかってしまったり、時にはきつい作業もあり、辞めてしまいたいと思うこともありますよね、、私はこれまでそう思うことが多くありました。そこでできるだけ手間と時間とお金をかけずに安全で美味しい野菜を作ることができたら最高だなーと思いました。
私たち夫婦は食べ物を自給することに興味があり、魚を釣って食べたり、野菜を栽培して食べたりするのが好きです。3年前に移住してきて、最初は近所に約2アールほどの畑を借りました。現在では5アールの畑でいろんな野菜を栽培しています。農家ではないので便利な機械も少なく、メインで使っているのは借り物の小さい耕運機だけです。
昨年には直売所で野菜を売っていました。直売所に売るための野菜は見た目が綺麗な野菜でないと売るのが難しく、農薬を撒いたり、しっかり土づくりをしたりと、費用や手間をかける必要がありました。暑い中での力仕事は身体も負担になり、楽しいと思えないことが多くありました。(妊娠をきっかけに現在は直売所で販売するのをお休み中です)
そこで今は自分たちの食べる分だけ作っているので、いかに手間と時間とお金をかけずに安全で美味しい野菜を作ることができるか模索しています。
今年は無農薬&最少の手間で美味しいにんにくをつくる実験を行いたいと思います。
一般的なにんにくの栽培方法
タキイ種苗が勧めているにんにくの栽培方法はこちらを参考にしてみてください
ニンニク~上手に育てる・貯蔵する~ | タキイネット通販独特の風味が食欲をそそるニンニクは、疲労回復や滋養強壮の効果が期待されるスタミナ野菜。一度植え付ければそれほど手がかからないので、家庭菜園でも思いのほか簡単に栽培できます。今回は、上手に作るコツと収穫後の貯蔵法を紹介。
昨年のにんにくの栽培方法と出来栄え
昨年は一般的な栽培方法を取りました。乾燥までうまくいき、出来のいいにんにくができました!
- 植え付け前の土づくりとして石灰、バーク堆肥&豚糞、化成肥料施す(9月下旬)
- 畝をたて、マルチを貼り、前日から浸水していたにんにくの種を深さ5センチに植え付け
- 栽培期間中に2度、化成肥料を追肥
- 栽培期間中に3度、にんにくが植っている周りを手作業で雑草の除去
- にんにくの芽を取る(食べるため)
- 収穫後、干物干し・外に置いている倉庫内に並べて干す
- 乾燥後はとても綺麗で美味しいにんにくができました!
- 自家消費とプレゼント分を除き、他は次年度栽培の種にするためにバラバラに分解。
にんにくの種と品種について
昨年収穫したにんにくをバラバラにし、種として植え付けます。
品種は暖地に向いている嘉定種です。
具体的な栽培方法
今年はなるべく最小限の労力と費用で安全なニンニクを作りたいと思っています。
2箇所で実験を行います。
畝①昨年栽培していたにんにくの畝を再利用、ボロボロになってしまったマルチが張ってある。表面の草を刈るのみ。
畝②雑草で覆われていた場所を耕運機で耕し、マルチを張る
準備と植え付けについて
- 植え付け前の土づくりはなし。石灰、堆肥、化成肥料も施さずに、表面の草を刈るのみ
- 15センチ間隔に、深さ約5センチ穴を開けにんにくの種を植え付け
- 化成肥料を混ぜた土を被せていく
(2024年9月28日、29日の二日間で計10時間の作業)
栽培のスケジュール予定
・(2024.9/29)にんにくの種を植付
・(2024.12月)雑草とり。化成肥料追肥
・(2025.2月)化成肥料追肥
・(2025.6月中旬)収穫、干物干しと倉庫ににんにくを干す
今後
現在はにんにくの植え付けを行った段階です。今後、成長の様子を更新していきたいと思います。美味しいにんにくができますよーに!